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再びインド1-ムンバイ

3月26日
今回は完全な個人旅行。前回(http://plaza.rakuten.co.jp/uchiferret/diary/201307060000/)お世話になったアシッシュさんとメールのやり取りをしながら、アジャンター石窟とエローラ石窟に焦点を絞って計画した。アシッシュさんのお宅のご好意でホームステイもさせていただけるということも楽しみの一つだ。

成田空港を17:15発のANAで出発。
飛行機は順調に飛んで30分早めにデリー上空へ、真夜中だが街の明かりが広い範囲に見えた。お迎えが来ているかちょっと心配したが、アシッシュさんはちゃんと来ていてくれた。
空港近くのREDFOXホテルに宿泊。夜中の1時近くなのにホテルの入口には門番がいて、運転手に証明書を見せたりタクシーの荷物入れを開けたり、厳重なチェックがあった。この後もホテルに入るときは、同様なチェックあって面倒だがある意味安心だった。REDFOXは小ざっぱりした、感じのいいホテル。翌日は4:30に迎えに来るとのことで早く寝た。


3月27日
4時のモーニングコールの前に目覚めた。お茶を飲んで荷物の準備。4:30にロビーに行くとアシッシュさんはもう来ていた。サンドイッチをもらって空港へタクシーで向かった。
国内便だけれどチェックは厳しい。ボディチェックもある。女性はカーテンの中でチェック。「ジャパニ?」とニコニコ顔で聞かれた。
6:30デリー発のINDIGOエアー、ムンバイまで2時間余りの旅だ。

ムンバイ到着。空港で観光タクシーに荷物を積みこんで観光が始まった。
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有料道路に入ってマヒム湾にかかる長い橋パンドラ・ワーリー・シー・リンクを渡った。吊り橋のワイヤーが美しい。
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まず見学したのはDHOBI GHAT。DHOBIは洗濯人、GHATは水辺に降りる道という意味。植民地時代にイギリス人の洗濯物を洗うために作られた施設だが今はムンバイ中の洗濯物が集まってくるそうだ。ものすごい量の洗濯物、一日中手作業で洗い続ける、容易な仕事ではない。あの中から持ち主にちゃんと正しく戻るのか心配になるが、印がついていて、きちんとアイロンされて戻るそうだ。
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洗濯場のそばがマハラクシュミー駅。電車のドアーを開けたまま走っているのにびっくりするが、バスもそういうのが多かった。
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車で移動中にインド第一(世界5位?)のお金持ちの家があった。27階建てのタワーで6階建ての駐車場やでヘリポートや劇場まで付いているそうだ。洗濯場を見た後だとなだかなーと思ってしまう。
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その気分を直してくれたのはガンジー記念館MANIBHAWAN。
住宅地の中で見過ごしそうな記念館だ。ガンジーの独立運動のシンボルになった糸巻車がデザインされた看板の前で一通りの説明を聞いて内部はゆっくり自由に見て回った。
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一階は図書館になっている。壁にはガンジーの言葉がいくつも掛かっていた。
Democracy must in essence … mean the art and science of mobilizing the entire physical, economic and spiritual resources of all the various sections of the people in the service of the common good of all. この言葉は。ちょっと難しい。
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3階にはガンジーが実際に生活した部屋がある。質素なベッド、糸巻車など。床の模様が美しい。
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3階の残りの部分はガンジーの生涯のジオラマ。子供の頃ガンジーの伝記を読んで尊敬したことを思い出した。実際のインドを見ると彼の運動は想像以上に大変なことだったと思う。
ガンジーは*神は信仰など持っていない。*「目には目を」という考え方では、世界中の目をつぶしてしまうことになる。*握り拳と握手はできない。など今必要な言葉もたくさん語っている。

次はインド門。デリーのインド門とは違ってイギリス王と王妃が1911年にムンバイを訪れたことを記念して造られた。以後船でインドに入る際の儀式的入口となった。アシッシュさんが英語でいうと区分けがつくよと教えてくれた。ムンバイのはGATEWAY OF INDIA デリーのはINDIA GATE。
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インド門の傍のタージマハールホテル。1903年にインド人建築家によって建てられた。西洋とインドの様式を混合しているという。2008年のムンバイ同時多発テロ立てこもり事件があったホテル。右側がその新館。
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少し遅いお昼をSAMURATというベジタリアンのレストランで。デザート以外はお替り自由。カレーが何種類もあって楽しい。チャパティもおいしい。インドに来たなーと思う。
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これはイギリスの建築家が19世紀の終わりに建てた中央駅。チャトラパティ・シヴァージターミナス駅 元はヴィクトリア ターミナス駅と呼ばれていた。
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東京駅ができたのと同じ頃だけど、大きさが全然違う。

また、パンドラ・ワーリー・シー・リンクを渡って空港へ。
オーランガバド行きの飛行機はプロペラ機。
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オーランガバドに着陸した時はドーンという衝撃が!飛行機が痛むのではないかと心配したがアシッシュさんはいつもの事ですと笑っている。キャーと声を上げるお客さんもいるそうだ。
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ホテルに入る前に南インド料理の店で食事をした。中にジャガイモが入ったドーサ。
この店もベジタリアンでビールが注文できなかったので夫がふくれてしまった。アウランガバドではいいレストランはベジタリアンの店がほとんどらしいので、翌日はホテルで食べることにし、今日は食後にビールを仕入れてホテルで飲むということで夫も納得した。
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翌日はお酒を売らない日だというので、夫は酒屋にタクシーを停めてもらって缶ビールを4本買い込んでホテルに持ち込んだ。のん兵衛はややこしい。
ホテルはRAMA INTERNATIONAL きれいなホテルだがWIFI設備は不便だった。
Log off しなかった?とかで、メールチェック、Facebookと「着いたよ送信」だけで30分の接続を3回したことになってしまってチェックアウトの時に1500ルピーほど取られた。高っ。

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