エストニア・ラトビア ラヘマー国立公園
6月23日 第2日目
今日はラヘマー国立公園へ行く日だ。天気は良さそう。みんな早く起きたので、まず、付近を探索してみようということになって7:00過ぎにホテルをでて繁華街の方へ向かった。
ホテルの傍にお洒落なカーテンの店、カフェなどがあったがどこもまだ閉まっている。さらに進むと24時間の字が書いてある店を発見。ショウウィンドウには服や靴下が飾ってあるので、ちょっとわからなかったが入ってみると食料品も売っているコンビニだった。それではと、朝食の材料を買ってホテルに戻った。パン、ヨーグルト、野菜サラダ、枝付きのトマト、チーズ、そしてインスタントコーヒーを買った。アパートメントので台所で調理して思いがけず豪華な朝食となった。
少し早目にホテルを出て、集合場所のインフォメーションセンター前に向かった。
ヴィル門を抜けて旧市街に入り、聖ニコラス教会の前の広場にインフォメーションセンターはあった。集合時間の10時までの間にトイレの場所を探すと教会のうらてに移動式のトイレがあった。このような簡易トイレは観光地のあちこちで見かけたが、どれも、すごく綺麗に掃除されていて気持ちが良かった。
ツアーはここで申し込んだ。英語ツアーで8人までの人数制限。
http://www.traveller.ee/tour/lahemaa-national-park-day-trip/
(The total cost will be 165 euros and you can pay that on the spot in cash)
結果的には大当たりのいいツアーだった。日本でHPから申し込むことができた。ガイドさんと同行者が素晴らしかったこともあるが。ガイド兼運転手さんはマーチンさんという若い男性。参加者はイタリア人、アメリカ人2人、日本人の私たちより少し年上に見える姉妹、それに我々の7人だった。
まず行ったのはJägala juga(The Jägala Waterfall) 水はとてもきれいだが、土の色で薄茶色になっているという。。石灰岩の川床は滝に削られだんだん後退しているという。冬になると滝の水が凍って白いカーテンのようになるという。この水にはバクテリアがないので何も腐らないという話だったが信じられないくらいの色だった。。滝の裏に行く人ということで、HさんととOさんが手を挙げた。アメリカ人の若者は?えっ!行かないの?滝の左端に二人が小さく見える。滝の裏の岩は薄茶色の泥でぬるぬる、二人はあちこち泥だらけで戻ってきたので、マーチンさんはちょっと気にしていた。
草原牧草地を抜けて、それから、しばらく、ラヘマー国立公園への森をドライブ、ドライブ中にマーチンさんは達者な英語で公園についての説明をしてくれた。ときどきハンドルから手を離して手ぶりも混ぜるのでちょっとひやひやした。エストニアの山の高さは300mくらいとか、森にいる動物の話とか・・・。
次に行ったのは古いマナーハウス。立派な建物だ。修復途中。
マーチンさんは次は秘密の場所に案内しますという。
森の中の細い道をどんどん行く。狭すぎる!一方通行ですかと聞くと違うという。対向車が来たらどうするのかと思ったが、対向車には遇わず、森を抜けて海岸に出た。
右の写真、なぜ、海に白鳥がいるか、この湾は真水が多く流れ込むので塩分が少ないのだそうだ。
この水路に潜水艦を入れ、両側のレールに吊り上げて修理したとか。潜水艦に着いた磁気をとるとか。
室内にはソ連の水兵さんの落書きが残っている
この部屋には禁煙のマークのある柱があるが、その周り以外は喫煙できたそうだ。ソ連時代の話をする時のマーチンさんは批判をユーモアにくるんで話す。内容は ・・・・・・シベリア抑留の話とか
当時何もなくてクリスマスプレゼントにキウイフルーツをもらった子供が泣き始めて「なんでプレゼントがジャガイモなの?」といったとか。
次はKasmiの海運博物館についているレストランで昼食
サーモンの燻り焼き、ジャガイモとディップ・・・・黒パン、デザートのケーキ どれも手作り。私たちがつく時間を考えて、料理を作っていてくれたようだ。ここの料理はすばらしいかった。とにかく新鮮でおいしい!!3人ともジャガイモにはまる。
そのあと、博物館を見学した。昔の木製の船、漁業の道具など。私たちが日本人とわかって長崎から来たという手紙を見せてくれた。
次に行くところは2択で数人乗りのブランコか、ビーバーダムなどを見るハイキング。全員がハイキングを選んだ。ブランコも魅力的ではあったが、家族連れらしいのが乗っていて空きそうもなかった。
ハイキングコースは森の中を歩く。よく整備されているが、私たち以外誰もいない森だ。途中でビーバーダムを見た。ビーバーは巣の入口が敵に襲われないようにダムを作るが、川の流れを変えてしまうこともあるそうだ。
次に立ち寄ったのはSagadi Mõis 新しいマナーハウス。よく手入れされた庭、建物は今は森林博物館になっている。時間が10分位しかなかったので、中には入らなかった。
いよいよ、本日のメインviru湿原ハイキングだ。
湿原の入口の木々に白い毛のようなものがついている。ガイドさんの話によると、この白いもの、寄生植物?は環境がいいところでないと繁殖しない。これをタリンに持っていくとすぐに死んでしまう。しかし、これが繁殖した木は枯れてしまうという。何とも複雑な・・。
湿原には尾瀬のように木の道があるが、湿原の中に足を入れること、植物を採ることはそう厳しく制限されていないようなのが不思議だ。マーチンさんは湿原に降りてワイルドローズマリーの小さい葉を摘んでみんなに一つずつ配ってくれた。みんなで葉を半分に折って香りを楽しんだ。ブルーベリーの群落もあり夏には実を摘んで食べることもできるという。いいなー。
湿原の中ほどに見晴らし台があり、湿原を一望できる。息をのむような美しい景色だ。
マーチンさんはここから車に戻り、湿原の終点で私たちを待っていてくれるという。
「まっすぐ木の道を進むとT字路があるから、右へ行け。丘を登ると車が止めてあるのが見える。」いうことばをたよりに、すっかりチームになった7人はイタリア人を先頭に木の道を進む。
行けども行けどもTに出会わず、リーダーのイタリア人「誰かがTを盗んだ!!」。みんな大笑い。
無事にTを見つけ、丘を登ってマーチンさんの車を見つけたときはみんな歓声を上げて喜んだ。
帰りの車の中でも、興奮状態で誰も寝なかった。
観光案内所で名残惜しいが解散。
夜はまた、スーパーでいろいろ買い込み夕食を作って食べた。ビールも込みで21ユーロの買い物だった。お昼のジャガイモがあまりにも美味しかったので、多すぎるかと思ったが1キロ袋を買ってしまった。
美味しかったので3日くらいで全部食べ切った。
今日はラヘマー国立公園へ行く日だ。天気は良さそう。みんな早く起きたので、まず、付近を探索してみようということになって7:00過ぎにホテルをでて繁華街の方へ向かった。
ホテルの傍にお洒落なカーテンの店、カフェなどがあったがどこもまだ閉まっている。さらに進むと24時間の字が書いてある店を発見。ショウウィンドウには服や靴下が飾ってあるので、ちょっとわからなかったが入ってみると食料品も売っているコンビニだった。それではと、朝食の材料を買ってホテルに戻った。パン、ヨーグルト、野菜サラダ、枝付きのトマト、チーズ、そしてインスタントコーヒーを買った。アパートメントので台所で調理して思いがけず豪華な朝食となった。
少し早目にホテルを出て、集合場所のインフォメーションセンター前に向かった。
ヴィル門を抜けて旧市街に入り、聖ニコラス教会の前の広場にインフォメーションセンターはあった。集合時間の10時までの間にトイレの場所を探すと教会のうらてに移動式のトイレがあった。このような簡易トイレは観光地のあちこちで見かけたが、どれも、すごく綺麗に掃除されていて気持ちが良かった。
ツアーはここで申し込んだ。英語ツアーで8人までの人数制限。
http://www.traveller.ee/tour/lahemaa-national-park-day-trip/
(The total cost will be 165 euros and you can pay that on the spot in cash)
結果的には大当たりのいいツアーだった。日本でHPから申し込むことができた。ガイドさんと同行者が素晴らしかったこともあるが。ガイド兼運転手さんはマーチンさんという若い男性。参加者はイタリア人、アメリカ人2人、日本人の私たちより少し年上に見える姉妹、それに我々の7人だった。
まず行ったのはJägala juga(The Jägala Waterfall) 水はとてもきれいだが、土の色で薄茶色になっているという。。石灰岩の川床は滝に削られだんだん後退しているという。冬になると滝の水が凍って白いカーテンのようになるという。この水にはバクテリアがないので何も腐らないという話だったが信じられないくらいの色だった。。滝の裏に行く人ということで、HさんととOさんが手を挙げた。アメリカ人の若者は?えっ!行かないの?滝の左端に二人が小さく見える。滝の裏の岩は薄茶色の泥でぬるぬる、二人はあちこち泥だらけで戻ってきたので、マーチンさんはちょっと気にしていた。
草原牧草地を抜けて、それから、しばらく、ラヘマー国立公園への森をドライブ、ドライブ中にマーチンさんは達者な英語で公園についての説明をしてくれた。ときどきハンドルから手を離して手ぶりも混ぜるのでちょっとひやひやした。エストニアの山の高さは300mくらいとか、森にいる動物の話とか・・・。
次に行ったのは古いマナーハウス。立派な建物だ。修復途中。
マーチンさんは次は秘密の場所に案内しますという。
森の中の細い道をどんどん行く。狭すぎる!一方通行ですかと聞くと違うという。対向車が来たらどうするのかと思ったが、対向車には遇わず、森を抜けて海岸に出た。
右の写真、なぜ、海に白鳥がいるか、この湾は真水が多く流れ込むので塩分が少ないのだそうだ。
この水路に潜水艦を入れ、両側のレールに吊り上げて修理したとか。潜水艦に着いた磁気をとるとか。
室内にはソ連の水兵さんの落書きが残っている
この部屋には禁煙のマークのある柱があるが、その周り以外は喫煙できたそうだ。ソ連時代の話をする時のマーチンさんは批判をユーモアにくるんで話す。内容は ・・・・・・シベリア抑留の話とか
当時何もなくてクリスマスプレゼントにキウイフルーツをもらった子供が泣き始めて「なんでプレゼントがジャガイモなの?」といったとか。
次はKasmiの海運博物館についているレストランで昼食
サーモンの燻り焼き、ジャガイモとディップ・・・・黒パン、デザートのケーキ どれも手作り。私たちがつく時間を考えて、料理を作っていてくれたようだ。ここの料理はすばらしいかった。とにかく新鮮でおいしい!!3人ともジャガイモにはまる。
そのあと、博物館を見学した。昔の木製の船、漁業の道具など。私たちが日本人とわかって長崎から来たという手紙を見せてくれた。
次に行くところは2択で数人乗りのブランコか、ビーバーダムなどを見るハイキング。全員がハイキングを選んだ。ブランコも魅力的ではあったが、家族連れらしいのが乗っていて空きそうもなかった。
ハイキングコースは森の中を歩く。よく整備されているが、私たち以外誰もいない森だ。途中でビーバーダムを見た。ビーバーは巣の入口が敵に襲われないようにダムを作るが、川の流れを変えてしまうこともあるそうだ。
次に立ち寄ったのはSagadi Mõis 新しいマナーハウス。よく手入れされた庭、建物は今は森林博物館になっている。時間が10分位しかなかったので、中には入らなかった。
いよいよ、本日のメインviru湿原ハイキングだ。
湿原の入口の木々に白い毛のようなものがついている。ガイドさんの話によると、この白いもの、寄生植物?は環境がいいところでないと繁殖しない。これをタリンに持っていくとすぐに死んでしまう。しかし、これが繁殖した木は枯れてしまうという。何とも複雑な・・。
湿原には尾瀬のように木の道があるが、湿原の中に足を入れること、植物を採ることはそう厳しく制限されていないようなのが不思議だ。マーチンさんは湿原に降りてワイルドローズマリーの小さい葉を摘んでみんなに一つずつ配ってくれた。みんなで葉を半分に折って香りを楽しんだ。ブルーベリーの群落もあり夏には実を摘んで食べることもできるという。いいなー。
湿原の中ほどに見晴らし台があり、湿原を一望できる。息をのむような美しい景色だ。
マーチンさんはここから車に戻り、湿原の終点で私たちを待っていてくれるという。
「まっすぐ木の道を進むとT字路があるから、右へ行け。丘を登ると車が止めてあるのが見える。」いうことばをたよりに、すっかりチームになった7人はイタリア人を先頭に木の道を進む。
行けども行けどもTに出会わず、リーダーのイタリア人「誰かがTを盗んだ!!」。みんな大笑い。
無事にTを見つけ、丘を登ってマーチンさんの車を見つけたときはみんな歓声を上げて喜んだ。
帰りの車の中でも、興奮状態で誰も寝なかった。
観光案内所で名残惜しいが解散。
夜はまた、スーパーでいろいろ買い込み夕食を作って食べた。ビールも込みで21ユーロの買い物だった。お昼のジャガイモがあまりにも美味しかったので、多すぎるかと思ったが1キロ袋を買ってしまった。
美味しかったので3日くらいで全部食べ切った。
2015-07-12 17:39
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