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インドの結婚式3 [旅行]

11月28日
暗いうちに目が覚めたが、隣のお姉さんがよく眠っているので、しばらくじっとしていた。少し明るくなってきて階下で子供たちが騒ぐ声がしたので、トイレに起きると同室の二人も目を覚ました。お姉さんが下の台所に降りていって朝食をもってきてくれた。紅茶とバタートーストとリンゴと甘いお菓子を皿にのせたものが一人分。他の人はあとで食べるから、食べろというので少しいただいた。
そのうちに下から子供たちが部屋に入ってきた。外国人と何か話をしたいらしい。学校事自分の住んでいるところの話などをしてくれた。子供の英語は聞き取りやすかった。iPadに日本語学校の卒業式で学生たちが踊ったインドのダンスの動画があったので、見せると上手だと喜んで観てくれた。そのうちに自分たちで踊りだした。携帯の音楽を鳴らして踊ってくれた。学校などで習ったのでなく、ビデオなどを見て自習したのだそうだ。音楽も踊りもインド的であるが古典でなく現代の若者のダンスという感じがした。iPadで写しては楽しそうに見ていた。このダンスは日本に帰ったらDVDに焼いて送ることになった。
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10時ごろアシッシュさんとお嫁さんがパーティ会場から車で戻ってきた。家の入口に絨毯をしいて、入り口には親戚の年配の女性たちが歌を歌いながら待つ。カーストの歌だとか言っていた。花嫁が戸口に入る前に花嫁の頭にお祝いの花びらや何かを撒いていた。

二人の手足にはぎっしりとヘナの模様が。きれいだから写真にとってくださいと言われた。
花嫁花婿は初めに神棚に向かってお祈りをする。花婿の手形が壁につけてあり、それに花嫁がふれるという儀式もあった。この家の人になりますという感じ。
そのあと、占いかゲームのようなものが始まった。お寺で腕に巻き付けてもらった糸をお互いに右手だけで解く。本当は右手だけしか使ってはいけないものらしいが、うまくいかないのでお母さんが両手をつかいなさいとアドバイスして無事に終了した。でも、この儀式は何ともかわいらしかった。
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次に花びらや草のようなものを浮かべた洗面器に年配の女性が指輪を投入れる。新郎新婦が同時に手をたらいに入れて指輪を拾い上げる。うまく拾った方が家庭内で主導権をとるとか。アシッシュさんが2回お嫁さんが1回拾ったが、実はどちらが強くなるのかな。
これで、お嫁さんを向かい入れる儀式は終わった。アシシュさんのお兄さんに私はホテルに送ってもらった。昼食はホテルで食べるように言われた。明日の夕方のパーティまで自由時間だ。一人で街歩きをしても安全かときくと大丈夫だということだった。
ホテルでシャワーを浴びようとしたら、部屋がまだ掃除中だった。また、昨日のボーイさんだった。昨日泊まって止まっていないのできれいなはずだが、彼はマニュアル通りにきちんと掃除していた。本当は早くシャワーを使いたかったんだけど終わるのを待っていた。
紅茶とトイレットペーパーがなくなったと告げると紅茶は4パックペーパーロールは二つ持って来てくれた。気になったのは紅茶のティーパックがむき出しであること、初めは洗って使ってみたが、だんだん面倒になってそのままお湯を入れた。
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シャワーの後、昼食もあまり食べたくないので、街歩きに出かけることにした。窓から街を見るとおいしそうな果物の屋台が見える。買い物をしたいが、夜遅く空港についたため、ルピーに変えるチャンスがなかった。物は試しとフロントで両替を頼むと、従業員さんの財布をかき集めて100ドル分両替してくれた。更に、果物を買いたいのだというと、100ルピー札に一部交換してくれた。親切だ。

早速果物屋に直行、ザクロ5個とバナナで150ルピーだった。ザクロはそれで売り切れだった。それから、町を歩いた。やはり、観光地と違って誰も寄ってこないので歩きやすい。ただ街並みが似ていてとくに目立つ建物もなかったので迷わないように、ホテルを中心に数ブロック行っては戻るという歩き方をした。
染物屋の前では道端に釜を出して染物をしていた。染料を入れたり定着剤を入れたりしているのだろうが、入れるたびに色が変わり、ピンクと緑のグラデュエーションの染め物が同じ釜でできるのが興味深かった。じっと見ていても売りつけられるということもなかった。立ち去るとき染物のおじさんにありがとうと頭を下げたら、おじさんもにっこり笑って挨拶を返してくれた。のどかな街だが、お土産になるようなものは売っていなかった。
夕食はホテルの食堂でカレーを食べ、デザートは部屋でザクロを二つ食べた。

テレビもコマーシャルとドラマしかないので、買ってきたインド歩きの本を精読して、明日の行動に備えた。お得意のグーグルマップでホテルの位置を検索した。

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ホテル名ではうまくヒットせず、住所を入れてそれらしき場所が見つかった。少し離れたところに地下鉄らしい駅が見つかったので、本と照らし合わせるとDwarkaSector9という駅らしい。次に、ホテルからその駅までの道筋を確認し、今日の歩いた距離と照らし合わせて、おおよその時間を計算した。20分くらい歩けば地下鉄の駅につくし、道は広い道の両側には大学のような建物や緑地歩くのに安全だと思った。
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それから、デリー市内のマーケットプレイスで地下鉄駅に近いものを探した。どれも、イエローラインの沿線にある。DwarkaSector9からのると、二駅目のDwarkaSector21でオレンジラインに乗り換え、ニューデリーでイエローラインに乗り換える、楽勝だと思った。その中で遺跡が見られるロディーガーデンに決めて、集中的に調べた。駅から市場へは5分ほどオートリキシャに乗るのでおよその金額を調べて頭に入れた。明日はお昼を外で食べてみようと思った。

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