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シッキム・ダージリン紀行④ペリン [旅行]

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ガントク ペリン ダージリンの地図 近いように見えるが、山をいくつも越えるので実は遠い!

3月18日(土)
朝空が明るくなったようなので、カーテンを開けると、見事な光景が広がっていた。顔も洗わないまま、庭に出た。カンチェンジュンガを含むヒマラヤの山並みが、薄明るくなった空に浮かんでいる。雲が流れたり右の方角から差してくる朝日で山の様子が刻々変わっていくのがすばらしく、うっとりながめたり写真を撮ったりで忙しかった。ずっと見ていたかった。
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朝食後、観光に出かけた。まずは、Darap Villageへ。ここでは車を降りて、村を散策した。典型的なこの地方の農村の様子、きれいに整備されていて、ホームステイなども体験できるらしい。映画の撮影がちょうど行われていた。学校からは子供たちのきれいな歌声が流れて来た。毎朝国家を斉唱するそうだ。
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山が大きいというのは別として木の種類や草の種類が似ているので日本の山村を歩いているような感じがした。
村はずれで又車に乗り、Rimbi滝へ、これは滝つぼまで下りられたが、あまり迫力はない。雪解けが始まると水量も増えるのだろう。
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次に向かったのはKhecheopalri湖。アシッシュさんがいうには、ここで願い事をするとすべて叶うと言い伝えられているそうだ。
湖への参道の始まりに、部屋いっぱいの大きさのマニ車を祭っているお堂があった。靴を脱いで上がり、マニ車を回した。「オムマニペメフム」
湖はあまり広くない。湖に延びる屋根のある橋の両側にマニ車が取り付けてあり、それを回しながら渡り、回しながら戻るのだそうだ。
湖に突き出したお祈りの場所にはたくさんのカタがはためき、お供え物を置きながら、多くの人が祈りをささげていた。わたしも、旅行の安全を祈った。
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参道の道の脇には水を流す溝が掘ってあるが昨日の雨で砂利がたまっている。ここでも、たくさんの人たちがスコップで砂利を取り除く作業をしていた。雨のたびに繰り返す作業で大変だと思う。長く続く山道のあちこちでスコップ片手で砂利の除去作業で働く男女をみた。この広さと山の奥ということで全部の道を完全に整備することはできない、最後に頼るのは人力なんだという気がしてきた。
湖の入口の売店では、マニ車をかたどったペンダントと何故か日本の5円玉に紐を通してペンダントにしたものが売られていた。日本人の誰かが、お賽銭に「ご縁があるように」と5円玉を入れるという説明をしたからなのだろうか。不思議だ。マニ車のペンダントを買った。

最期に行ったのはKanchenjunga滝。カンチェンジュンガからの急流が滝となって落ちているので勢いが強く水量も多い。アシシュさんに言われて滝を受け止めるポーズで写真を撮ってもらった。
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ここでは滝の入口で、ロープでの谷渡りをやっていた。
あまり高くないし、子供を抱えた人がやっているので、できるかも。アシッシュさんに相談してみると、「大丈夫です。やりましょう」という。ちょっぴりドキドキしながら列に並んだ。アシシュさんは先に渡って、みんなの写真とビデオを撮ってくれるという。留め具をはいてそれを谷に渡したロープにひっかける。そこをつかむように言われたので、しっかりつかんで飛び出したが、途中で手を広げてと言われた、写真ポイントらしくロープの動きもストップする。おかげさまで、みんな元気ないい写真がとれた。
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2時ごろホテルに戻って遅い昼食をとり、その後ホテルの中を散策した。山の方は雲がかかってきて、朝ほどの見晴らしはよくないので、ホテルの庭を散策した。広く見えたが、急な斜面に作られているため柵の向こう側は切り立った崖で落ちたら大変だ。(木が生えているので怖い感じはないが)歩きまわれる場所はあまりない。
インドには犬が多い。野良犬のような飼い犬のような微妙な感じ。どの犬もやさしい顔をしているが、所かまわず寝ていることが多い。ホテルの飼い犬ラッキー?は他ではあまり見ない大きな白い犬だった。動きは日本の犬のようで人間にじゃれてくる。犬の好きなアシッシュさんは犬といっしょにポーズ。
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夕食まで時間があったので、持ってきた抹茶をロビーで点てて飲んだ。そして、アシッシュさんにお点前を教えた。なかなか上手に薄茶を泡立てていた。味も美味しいと言っていた。
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その後、前にアシッシュさんのお母さんに頂いたサリーを持ってきていたので、着てみることにした。布を巻き付けて着るというのは着物に共通するものがある。何となく様になるように着られたと思ったのでロビーで写真を撮った。サリーは私たちには珍しいが、ここでは珍しくないので、ホテルの人に注目されることもなく、のんびりと写真を撮ることができた。
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夜は又星が見えたので朝の山並みが期待できる。

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